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第4回イタリア研修旅行 〜2日め〜 その1
5/21-4  hotel

  昨晩部屋に入るや否やベッドに倒れ込み、そのまま爆睡・・zzz・・・。目が覚めるともう夜が明け始めた頃。「シチリアに来たんだ〜」と感慨に・・・浸っている場合ではありませんでした。
 私もトランクも日本を発った時のまま、ここシチリアのホテルに転がっているのです。トランクを開けて、シャワー浴びて、今日の支度しなきゃ、間に合うかな〜と、また必死の形相で動き出す私でした。
 準備万端の頃にはすっかりお腹がすき、「よしよし、今日も元気に行けそう」と窓を開けると、雨?雨〜!、どうして? 私、仕事とプライベートと合わせると渡航歴は100回を超えているかと。その中で交通事故も銀行強盗も経験済ですが、海外で雨に降られた事がないのが唯一の救いだったのに。雨・・・です。何度窓を開けたり閉めたりしても雨、降っていました。
 初日から雨では皆さん意気消沈していないかしら、と心配しながら朝食のレストランへ降りて行くと・・・

5/22-1

 そうでした。恐るべし、いいえ、すばらしき皆様は 「シチリアでの朝にかんぱ〜い」と。フルーツやパンをいただきながら、楽しい朝食です。
 ここはワーグナーが最後の戯曲を書いたという由緒あるホテル、当然朝食からプロセッコが用意されています。ふふふ・・・これからしばらくは優雅な気分の朝を味わえそうです。旅に出たらこうでなくっちゃ。

 今日は日曜なので工房見学は明日からにして、先ずは観光です。向かうはここパレルモから6㎞ほどの「黄金の盆地をひかえた王の山」と呼ばれるモンレアーレです。ここには黄金の聖堂と呼ばれる大聖堂とモザイクの見事な列柱回廊をもつ修道院があります。
 そして、日曜の今日はミサが行われていて、あのイタリア最大級のパイプオルガンの演奏が聞けるはずです。ミサの時間は前もって調べてあるので、大丈夫。後は演奏者が無事に教会に来る事を祈るばかりです。無事に?って・・・時々演奏者が土曜の夜についついワインが進んでしまうと、翌日のミサに現れない事があるそうなんです。時々ですよ、ほんのたま〜に、ひと月に1回か2回くらい。

 バスを降りて教会までの細い石畳の道にはいろいろな屋台が出ていたり、お店があったりと楽しい通りです。

5/22-2 モンレアーレ通り
 
 その通りを抜け、右に折れると、教会前広場に、そして大聖堂がど〜んと見えてきます。

5/22-3 教会

 ミサまで時間があるので、先に隣の修道院へ入ります。12世紀後半に建設されたベネディクト会の修道院です。
 正方形の中庭を囲んで列柱回廊があり、その数は228本。その柱全てに金地のガラスモザイクの手法で様々なバリエーションの幾何学模様が象嵌されています。

5/22-4 回廊全景

 柱は大理石で出来ていて、それを1.5㎝ほど彫り込んで象嵌を施してあります。

5/22-5 回廊柱

 この柱は2本1組になっていて、同じデザインのものはないそうですから、全部で114パターンの柱の模様が見れる訳です。
 「きれい」「すごすぎる」と感嘆の声をもらしながら次々とシャッターをきって行きました。
 柱のモザイクも見事ですが、柱の上の柱頭彫刻も素晴らしかったです。彫刻のモチーフは抽象的な植物のや聖書からの引用など様々で、とても彫りの細かい彫刻でした。
 回廊の一角(南側)には泉が造られてあり、水を噴き出している石柱は棕櫚の木をかたどったものでした。

 ミサの始まる少し前に大聖堂へ入ると、そのモザイクの輝きに圧倒されました。大聖堂の内部は、12〜13世紀の中頃に造られたという金地のガラスモザイクによる壁画で覆われていてまばゆいばかり。モザイク壁画というとヴェネツィアのサン・マルコ教会が有名ですが、その壁面の広さはサン・マルコ教会が4500㎡、対してここモンレアーレ大聖堂は6340㎡。モンレアーレ大聖堂は、まさにイタリア最大級のスケールを誇っています。

5/22-6 モザイク

 ミサが始まると、聞こえてきました、パイプオルガンの音色が。良かったです。昨晩はほどほどのワインだったようですね。
 1時間程のミサに参加させていただき、厳粛な気持ちになりました。単純ですね。でも、祈りの声や賛美歌を聞き、人々の表情を拝見していると、身は引き締まり、気持ちの真ん中はふわっと穏やかになるような気がします。

5/22-7 オルガン
 
 ミサが終わると、それまでは静かな音色を奏でていたオルガンの音が大きくなり、華やかな演奏が始ります。その音は空気をふるわせ、大聖堂を振動させ、まるで大聖堂全体から音が溢れ出しているようです。
 これが、もう一度聞きたかった。皆様にもぜひ聞いてほしかった、大聖堂の奏でる音です。

 大聖堂を出ると雨はまだ降っていて、少し肌寒くなってきたようでした。濡れた髪や服を拭きながらバスに戻って来た皆様は、なぜかニコニコ。なぜなら地元のガイドさんに、評判なのよ、と教えていただいたスタンドのブラッドオレンジジュースが「美味しかった〜っ」と。何があっても楽しめる一行でした。

 この後は地元の人で賑わうという郊外のレストランへランチに向かいます。
 続きはまた・・・後ほどゆっくりと。

 
 
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